2006.03.21 Tuesday
キューバ戦は60km差リレーと失策がカギか
WBC決勝直前、最後の調整は日本チームはリラックスムード。やっとの思いで韓国に勝ったという安堵感か、イチローも大はしゃぎでメディアの取材に応じていました。先発投手はL松坂、'04年アテネ五輪で、五輪初のキューバ戦勝利に貢献、9回途中まで0封した感覚はまだ彼に残っているのか、キューバ側にはアレルギーとして残っているのかあるいはリベンジの相手としてモチベーションの源になっているのか。どちらにせよ投手の粘りに期待です。予定ではL松坂の次がM渡辺俊、直球で25km、スローカーブを考えると50〜60kmくらいの落差ができる投手リレーとなるとのことで、キューバ打線を翻弄して欲しいものです。
そのキューバチームに、かのカストロ議長からエールがあったとか。「とにかく先発投手をどうにかして打ち崩せ!」と言ったとか言わないとか。いわゆる大スポネタなので信用はできませんが、おそらくキューバ国内でも国全体を上げての大盛り上がりだろうことは想像に難くない。投手の出来が勝敗を分けるポイントになるでしょう。そして大事なのはミス。余計な四球、ここ一番でのエラーなど、ちょっとしたミスがそのまま失点の直結するのは、日本の過去3敗が実証済み。その意味では、若いキューバチームのほうが若干試合運びが荒い印象があります。いずれにせよ泣いても笑ってもあと1試合。こうなったら、ひたすら応援あるのみ。 |