2006.02.01 Wednesday
五輪代表が代表権を失う?
2/1よりキャンプスタート、とかセンバツ高校野球代表決定とかありますが、その前にトリノ五輪日本代表で問題発生。ボブスレー2人乗りの男女代表計4人と、スピードスケート男子団体追い抜き代表の1選手が、五輪出場資格を失う可能性とのこと。両競技とも参加選手総数を170人と定めていて、これを上回ることになった場合に出場枠がカットされるとのこと。ボブスレーの各選手はW杯等のランキング等では出場資格に達しなかったが、アジア枠で出場を認められたとのこと。つまりはアジアでW杯での出場資格は誰も獲得できず、彼らがアジアトップとして特別枠をもらったとのこと。ところが出場辞退を伝えられていた男子4人乗りチームが一転出場を決めた為、総数が176人となり、彼らがとばっちりを受けたとのこと。ボブスレーの国際連盟などにかけあって、何とか出場は認められることになったようですが、気が気ではなかったことでしょう。いわば出場選手中最下位からのスタート、ここから1つでも順位を上げて、出場停止騒動を見返して欲しいものです。
スピードスケート選手の場合は、参加エントリー総数が198人にも上ったため、出場参加標準記録の引き上げとなったそうで、1500mで1秒、5000mで3秒上がった記録に、いずれも届かない為の不許可とのこと。本人は個人種目では出場しないものの、3人1チームの団体追い抜きの4選手の1人。プレ五輪大会で4位につけ、メダル候補種目となったのがいきなり補欠なしの危機的状況。こちらはどうやら救済措置はなさそう、残った3選手の負担は大変なものになるかと。多少の選手オーバーくらいは何とかならないものかと思うのですが。「参加することに意義がある」時代は遠くなったということでしょう。。。 |