2006.02.24 Friday
メダリスト第1号はアジア初金。PGS面白いっすね
トリノ五輪も大会13日目。バイアスロン女子団体で日本チームは16位。ライフル射撃が入るため、日本選手は(男子も含め)全て自衛隊員、競技向けの練習ってどの程度取れるんでしょうか? 本人たちはもっと上位を狙えたとコメント、なかなか競技人口を増やせない種目ですが、今後に期待できそうです。
スノーボードの女子パラレル大回転(PGS)、竹内選手が9位で予選通過も決勝1回戦で姿を消し、家根谷選手は予選落ち。W杯ではそれぞれ3位、4位の実績もあり、入賞圏も可能性があったと思われますが、さすがに世界の強豪選手は五輪に照準を合わせてくるということか。2コースを順に滑り、2本目はタイム差でスタートしてゴール着順を競うというのはなかなか面白い。新たな魅力発見が、他の種目も含めいくつもありました。これからメジャースポーツへと昇華していきますように。 で、日本で大注目のフィギュア女子、ついにメダル第1号は荒川選手の金メダル。アジア選手初の快挙との事。SP上位のコーエン(USA)、スルツカヤ(RUS)両選手がジャンプで転倒するなどミスが続く中で、彼女はほぼノーミスで滑りきりました。大会直前に曲目を変更して不安視されましたが、本人的にはこれまで慣れ親しんだ曲に戻したということで、点数よりも楽しく滑ることを重視し、それができた結果と言えそうです。スルツカヤ選手など、およそ緊張などとは縁がなさそうな選手でも、4年に1度の舞台はやはり特別なもの。ここで結果を残せる荒川選手のハートの強さを見せ付けられた思いがします。その他村主選手は4位、ジャンプの回転数不足などで、パワー不足気味の彼女には精一杯の結果だったかと。でも情感たっぷりでまさに「魅せるフィギュア」充分メダル圏内の滑りを見せてもらいました。安藤選手は15位、4回転ジャンプは成功せず、その後も細かいミスが続いたようです。間違いなく基本能力はピカイチの彼女、今回をバネに今後もフィギュアを極めていって欲しいものです。 荒川選手は「メダルの実感が湧かない」と、直後のインタビューで話していました。見てたこっちも、早朝にチラっと見ただけなのでまだ実感沸きません。これからちょっとずつ噛みしめる事にします。 |