2006.01.23 Monday
ジャンプ日本勢は世界まで遠い?&結団式
スキージャンプのW杯札幌2連戦は、W杯ポイント上位選手が欠場する中で日本選手の活躍、というか鬼の居ぬ間の上位進出を期待したが、2戦ともノルウェーのヨケルソイ選手が優勝。札幌で通算5勝と相性もいいらしいが、先週宮の森〜大倉山で3連戦3連勝した岡部選手を持ってしても勝利することは出来ず。ますます現状での世界の差も痛感する次第。8年前の長野五輪が1つのピークで、その後スキー板のルール変更(身長+80cm→身長×146%)があり、背の低い日本選手を狙い打ったと言われたがそこから低迷が始まり、葛西・岡部選手がやっと入賞できるかくらいまで持ち直したあたり。22日の札幌2戦目では2位に伊東大貴、3位岡部、4位葛西選手が入り、少しは期待してもいいのかな? という、ちょっとした前景気になったようです。五輪ではノーマルヒル(旧70m級)、ラージヒル(旧90m級)、ラージ団体(各国4選手)の3種目で、期待はノーマルヒルか。現在W杯ではノーマルヒルはやっておらず、また日本選手では原田選手がノーマルヒルを得意とし、岡部選手は先週の札幌五輪記念をブッちぎり優勝と結果も出しており、メダルに届くとすればここかな?と。五輪では華麗なる鳥人たちの飛行を堪能しましょう。
岡部選手は今回の五輪選手団では旗手代行とか。東京での結団式に札幌からそのまま駆けつけた模様で、副団長を務めるフィギュアの村主選手とともに壇上に上がり決意表明を行なったようです。スピードスケート陣が海外遠征中で、団長・岡崎朋美、旗手・加藤条治の両選手が不在とあって彼らの登場となったようですが、この4選手を筆頭に期待十分の選手たち。時差の都合でライブを楽しむには真夜中となるようですが、トリノの活躍を遠く日本から見守りましょう。 |