2006.02.14 Tuesday
女子HP、スケート500m・・・ メダルが遠い日々
トリノ五輪4日目。メダルの期待&男子の分のリベンジをかけて、スノボ女子ハーフパイプが行なわれたが、日本選手4人のうち3人が決勝ベスト12に残ったものの、決勝では9・11・12位とメダルはおろか入賞もならず。兄貴の敵討ちに行ったはずの今井メロ選手が唯一の予選落ちで、しかも2度の試技はいずれも1発目のエアで転倒。2度目の転倒時には腰を強打し、立ち上がれぬままゴールまで滑り降りてきた形に。米国選手のあまりにものレベルの高さ、前日の男子選手全員予選落ちという重圧など、選手たちの動き自体も完璧ではなかったでしょうが、まだまだ「井の中の蛙」を実感させられた結果でした。次回バンクーバーまでにどう強化していくか、ハーフパイプ陣に大きな課題が投げかけられたようです。
スピードスケートは男子500m。及川選手の4位は大健闘と言っていいでしょう。清水選手は18位、結局調子が戻らないまま終わった感じ。本人も納得いかないことでしょうが、長年トップを走りつづけた「勤続疲労」もあるかと。納得いかないで言えば、加藤選手こそ納得いかないでしょう。1本目のレースの直前で起こった転倒、その後の製氷作業で延々待たされ、1本目が11位、2本目で幾分巻き返したもののトータル6位。4年後も25歳、次のチャンスに期待しましょう。それにしても今回のリンクはあまり速度が出なかったようですね。35秒を切ったのは金メダルのチーク選手(USA)のみ。以後のレースでも世界記録は期待できないのかも。そして日本選手の期待に応えられない結果はどこまで続くか・・・ |