2006.02.13 Monday
ハーフパイプ、ジャンプ、・・・世界への道険し
トリノ五輪3日目、スノボ男子ハーフパイプは日本4選手が決勝12人に全員残れず。成田・国母選手らが上位進出を期待されたが、まさかの結果となってしまいました。前日のスキーモーグルと同じように、技の難易度はもちろんだが最後は着地等まできちんと決める確実性が要求されたということでしょう。夏季五輪でも体操種目などは同じ事が言えますもんね。メダリスト達の滑りをみると、やはり着地なんかも完璧です。今回の日本代表は21〜17歳と若い連中ばかり、あと2回ほど五輪リベンジのチャンスがありそう。今後に期待しましょう。それにしても米国チームはなんなんだ? W杯に出ないで国内大会で腕磨いて、それで金銀獲得とは。日本選手も米国大会に参戦する方がいいのかも? W杯の意義を考えてしまう。。。
前日の予選で原田が「あっ!」と言わせた(言いたかぁナイっつーの!)ジャンプNHの決勝、日本の3選手は18〜23位と振るわず。今回のNHジャンプ台がK点95m、ヒルサイズ(HS)106m。この前までHSはジュリーディスタンスと言って、ここまで飛んだら危険だと、K点を超えたあたりでメダル争いしていたのが、着地の技術が進んだのか今ではHSギリギリまで飛ばないといけなくなっています。2本100m超えたのが11選手、日本選手はこの「2本揃える」のが難しくなっているようです。とんだ本人たちも失敗ジャンプだったと振り返っていますが、なかなか精度が上がって来ないのもまた事実。今回実は一番好調かもしれない原田も含め、LHと団体で巻き返すことはできるのでしょうか? 団体戦でチャンスがあるかどうか、と私は見てますが。スケート長距離も含め、世界の壁はまだまだ厚いものがあります。 |