2005.12.16 Friday
仰木彬さん死去。パリーグ宣伝マンの生涯
合併前と後のBuffaloesでいずれも監督を務めた、仰木彬氏が15日に呼吸不全で死去された。まさか? と思ったが、もう10年来ガンと戦ってこられたそうです。94年に肺ガンの手術を受けているということは、病後の体をおして95〜96年のBlueWave連覇、日本一を成し遂げたということ。常々「グラウンドで死ねたら本望」と語っていた言葉が、図らずもその通りになってしまったということか。
88年近鉄Buffaloes当時の「10.19ダブルヘッダー」、翌89年ブライアント選手の4打席連続本塁打でパ制覇、加藤投手の「ロッテより弱い」発言で3連勝後4連敗、BlueWaveでは鈴木選手の登録を「イチロー」として売り出し、大いに「仰木マジック」を見せてくれました。現役の西鉄Lionsからパリーグ一筋、人気で劣るパリーグを盛り上げるアイデアマン、今年のプロ野球一番のニュースとなってしまったようです。こうなると、今期のBuffaloes監督就任は無茶すぎたのでは? ともなりますが、それも含めて本人の考えだったのでしょう。個人の遺志で密葬とされるとのことですが、恐らくその後盛大に送られることでしょう。ご冥福をお祈りします。 今日はこちらのネタがオマケになります、12/15の契約更改。三浦投手は6年契約のため現状維持の2億2000万に出来高プラスで契約。金城選手は前回交渉から1500万上積みし、1億3500万でサイン。小池選手も12/5から100万上積みで、計124%増の2800万で決着。目に見える活躍のあった3選手、来期もお願いします。 |